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令和8年 第29回交通事故・調査分析研究発表会


時下ますます御清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別の御指導、御支援を賜り厚く御礼申し上げます。

交通事故総合分析センターでは、交通事故に関する各種調査・分析研究成果を交通安全対策に活用して頂くことを目的に調査分析研究発表会を開催しています。
本年は、様々な態様から見える交通事故の発生要因や対策、先進安全技術の普及効果の考察などに加え、「物損事故データを活用した新たな分析への試み」や当センターによる「各種調査分析活動への取り組み」の紹介を含めた発表を予定しております。

会場での開催と、WEBでの同時ライブ配信を行います。

申込開始日時
■会場参加  9月10日 10:00より受付開始いたします。
■WEB視聴 9月14日 10:00より受付開始いたします。
※ WEB視聴はブラウザの環境やインターネット環境により視聴ができない場合もございますのでご了承ください。
日 時 令和8年10月8日(木)13:30〜17:30  (13:00 受付開始)
会 場 JA共済ビルカンファレンスホール
東京都千代田区平河町二丁目7番9号 JA共済ビル1階
東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」4番出口 徒歩2分
主 催 公益財団法人 交通事故総合分析センター
後 援 内閣府(予定) 国土交通省 警察庁
座 席 120席

会場参加申込

ご来場を希望される方
参加申込ボタンよりお申込みください。
受付完了しましたら確認のため登録アドレス宛に確認メールを送付いたします。
当日は受付にて受付番号とお名前を確認させて頂きます。

申込後に当日の参加が出来なくなった場合は、必ずキャンセルの手続きをお願い致します。

WEB視聴申込

同時配信及びアーカイブ及びアーカイブ配信をご覧いただくにはWEB視聴申込より登録をお願いいたします。
アーカイブは11月9日までご覧いただけます。

※ WEB視聴はブラウザの環境やインターネット環境により視聴ができない場合もございますのでご了承ください。

申込後に当日の参加が出来なくなった場合は、必ずキャンセルの手続きをお願い致します。

アクセス

プログラム

13:00 ~ 13:35 開会あいさつ 
理事長 井上 剛志
13:35 ~ 14:05 乗用車対乗用車の交差点事故の分析による交差点対応AEBSの普及効果の考察
本研究では、交差点事故の衝突被害軽減を目的として普及が進んでいる交差点対応AEBSの効果について、交通事故統計データより分析した。事故の過半数を占める事故類型の「出会い頭」では、2025年の事故件数において、一時停止交差点では低減効果がみられたが、一方、信号交差点では確認できなかった。その背景を分析した結果、一時停止交差点では1当運転者が発進操作をおこなった場合、交差点対応AEBSが十分に作動しない可能性がある。また信号交差点では、赤信号を見落として進入した場合の高い相対速度による性能限界、および赤信号の変わり目の駆け込み進入によって、交差点対応AEBSが十分に作動しない可能性があることがわかった。
    研究部 主任研究員 江口 純司
14:05 ~ 14:35 日本人運転者による乗用車レンタカーの死亡・重傷事故の特徴と事故防止策
交通事故による死亡・重傷者数は長期的には減少傾向にあるものの、近年は下げ止まりがみられる。従って、更なる削減に向けて減少が進んでいない項目を把握し、対策を講じる必要がある。こうした中、用途別ではレンタカー、当事者種別では乗用車の死亡・重傷者数が、車両台数の増加を背景に増えている。加えて、昨今は訪日外国人によるレンタカー事故が注目されているものの、運転者の大半は日本人であることから、日本人運転者の事故実態の把握が不可欠である。そこで、自家用車運転者との比較により明らかとなった日本人レンタカー運転者の特徴を踏まえ、死亡・重傷事故の背景要因を整理し、これに基づく事故防止策を検討した。
    研究部 主任研究員 佐々木 則幸
14:35 ~ 15:00 事業用自動車事故調査委員会 ~調査の取り組み~
交通事故総合分析センターでは、国土交通省から委託を受け、人間・交通・道路工学など各分野の専門家で構成し設置された「事業用自動車事故調査委員会」の事務局として、事業用自動車による交通事故のうち、社会的影響が大きい事故や効果的な再発防止策の策定が必要な重大事故について、事故要因の調査・分析を行うとともに再発防止策の提言を行っています。
近年は、国土交通省で策定した「事業用自動車総合安全プラン2030」における、業態ごとに削減が必要な事故についても調査を実施しており、これらの事故についても、削減に向けた再発防止策の提言を広く浸透させることが重要な役割となっている同委員会の取り組みを紹介します。
    調査分析部 研究第三課 研究員 城田 直樹
休 憩
15:15 ~ 15:45 夜間、信号交差点右折時における対歩行者事故の特徴と発生要因の分析
夜間の発見の遅れによる歩行者事故に着目し、分析したところ、昼間と同様に信号交差点右折時の事故が多いことが分かった。また、夜間の事故の特徴として、歩行者の進行方向と天候に傾向が見られ、右折車両と同方向に進行する歩行者との事故が多く、雨天時の事故割合が比較的大きいことが確認された。このような夜間特有の事故シーンにおける発生要因を明らかにするため、最も割合の大きい1当人的要因「安全確認不十分」に着目し、先行研究から示唆された「待機車両のヘッドライトの影響」を仮説として検証実験を実施した。
    研究部 研究員 山田 晋平
15:45 ~ 16:15 飲酒運転事故の分析 ~物損事故データを活用した分析の試み~
全国の飲酒運転による人身事故の発生件数は、2000年代初頭と比較して大幅に減少したものの、近年は横ばいで推移している。第12次交通安全基本計画や事業用自動車総合安全プラン2030において、飲酒運転の根絶は依然として重要な目標として掲げられており、これまで飲酒運転の根絶に向けて、交通事故データの分析に基づく各種対策が講じられてきた。しかし、これらの分析は対象が人身事故に限られており、物損事故データを用いた飲酒運転事故の分析は十分に行われてこなかった。
そこで本発表では、3つの警察本部から提供を受けた物損事故データを活用し、飲酒運転による交通事故の多角的な分析を試みた結果を報告する。
    研究部 研究第一課 研究員 西木 教智
休 憩
16:30 ~ 17:00 二輪車と追突
日本では、1990年代前半と比較して、交通事故死者数・死傷者数はともに減少傾向が続いており、二輪車乗車中のものもその例に漏れない。これは、関係官庁をはじめ自動車メーカーなどの努力や施策、運転者などへの教育や啓蒙活動による成果であると考えられる。しかしその中にあって、二輪車乗車中の追突による死傷者数が他の事故類型に比べ減少傾向が弱く、逆に増加傾向を示す時期も存在していることが示された。そこで、二輪車乗車中の追突事故に関して調査をおこない、追突事故を減少傾向へもっていくための施策検討のための情報提供、および、運転者として気をつけることなどに関して、提案を行う。
    研究部 主任研究員 浜田 信治
17:00 ~ 17:30 ITARDAミクロ調査の紹介
交通事故総合分析センターのミクロ調査は、実際に発生した交通事故について、調査員が「人・道・車」の観点から約650項目の詳細な調査・分析を行っている。本発表では、ミクロ調査の項目および内容について紹介するほか、ミクロデータを活用した一例として、医工連携コンソーシアムの事例により、調査・分析結果を用いて傷害発生メカニズムを検討した内容を紹介する。
    事故調査部 つくば交通事故調査事務所 調査員 小林 弘樹
          東京交通事故調査事務所 調査員 中村 大輝