
交通事故調査方針
1 個人情報の取扱い
公益財団法人交通事故総合分析センター(以下「センター」という。)が行う交通事故調査では、個人情報の取扱いに際し、プライバシーポリシーを遵守するとともに次により保護の徹底を図ります。
1 適正な収集
交通事故調査は、事故当事者等からの同意を得て実施します。
交通事故調査に当たっては、事故当事者等の住所、氏名、連絡先等をお聞きします。
2 利用・提供の制限
交通事故調査で収集した情報は、センターの事業目的達成のためにのみ利用します。
調査分析研究に当たっては、個人を特定する情報は利用しません。
また、その成果を公表又は提供する場合に当たっても、個人を特定する情報は一切含まれていません。
2 交通事故調査の概要
センターの交通事故調査は、実際に発生した交通事故について、「運転者の状況」「道路の状況」「車両の状況」等を幅広く調査します。
なお、この調査は、センターの調査分析研究のために行っており、違反や過失の責任を追及するものではありません。したがって、警察の捜査や保険会社の調査とは、全く別のものです。
3 交通事故調査で収集する情報
センターの事故調査員は、警察署等からの連絡により、事故関係者の方々から同意をいただいた上で 調査を行います。また、事故に関する情報を医師、救急隊、警察等からも収集します。
【調査項目】
・事故概要
事故内容、発生日時・場所、事故類型等
・人に関する項目
当事者(運転者、同乗者、歩行者等)の年齢・性別、運転経歴、心身状態、ヒューマンエラー、危険回避行動等
・道路環境に関する項目
道路形状、道路幅員、道路線形、路面状況、交通安全施設、交通状況等
・車両に関する項目
車両の諸元、衝突方向・部位、車体・車室内の変形状況、シートベルトの使用状況、エアバッグの作動状況、EDR情報、ドライブレコーダー情報等
・傷害(医療)に関する項目
負傷部位、負傷程度、死亡原因、損傷主部位、手術・入院の有無等
4 交通事故調査方法
センターの事故調査員は、交通事故調査に当たっては、事故関係者の方々に対し、交通事故調査協力依頼リーフレットにより説明を行います。
このリーフレットには、「交通事故調査の目的」「調査項目」「収集した情報の活用方法」等についての説明があります。
また、同意書には、調査目的・項目、方法等の説明を受けたことに対して同意した旨の記載があります。