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第15回 交通事故・調査分析研究発表会

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平成24年 第15回 交通事故調査・分析研究発表会

自転車の利用動向と自転車事故の特性
近年,自転車は環境負荷の少ない交通機関として注目されているだけではなく,健康増進の観点からも関心を集めている.さらに,昨年の東日本大震災を受けて,帰宅のための足としても注目されていることから,本年の研究発表会では自転車事故をとり上げた。
最初に,自転車を巡る世界的な動向を紹介し,次に自転車事故の特性をさまざまな観点から分析する.さらに,都道府県別の自転車事故死者数を対象に一般化線型モデル(GLM)を適用した結果を示し,最後に自転車の事故対策に言及する。
常務理事 山田 晴利
自転車と歩行者の交通事故の実態
自転車と歩行者の交通死傷事故は、2011年に2,801件発生している。交通事故死傷者全体が減少傾向にある中で件数は少ないものの近年増加傾向にあり、社会的な問題として採り上げられ様々な対策がとられるようになってきた。そこで本研究では、国内のマクロデータを用いていま一度、自転車と歩行者の交通事故の実態を分析・整理し、今後の事故低減に向けての施策を提言する。
研究部 主任研究員 國行 浩史
四輪車と自転車の無信号交差点・ 出会い頭事故の人的要因分析
自転車事故防止策を検討するための基礎資料を得ることを目的に、発生件数の多い四輪車と自転車との無信号交差点における出会い頭事故に着目し、人的事故要因を分析した。分析対象として、無信号交差点での出会い頭事故の中でも特に死亡事故につながりやすい四輪車と自転車の直進交差時の事故と、死傷事故件数の多い四輪車の発進時の事故を取り上げた。分析結果をもとに、四輪車、自転車双方の立場から事故を防止するための留意点をまとめた。
研究部 主任研究員 藤田 健二
運転免許保有に着目した自転車事故の分析
自転車乗用中の死者数は減少傾向にあるが、運転免許保有の有無別にみると保有者は微増、非保有者は顕著な減少となっている。一方、免許保有者と非保有者の自転車利用頻度当り事故率を試算すると、両者はほぼ同じである。免許保有者数が増加する中で政府目標である死者数2,500人を達成するには、自転車事故の大幅な削減が必要であり、免許保有者に対して自転車の安全な利用を促すことも交通安全対策として有効と考えられる。
研究部 研究第一課長 西田 泰
>電動アシスト自転車の事故分析
電動アシスト自転車の出荷台数は年々増加を続け、2008年には原動機付き自転車の出荷台数を上回った。これに伴い、電動アシスト自転車乗用中の死者数は増加傾向にあり、2011年には50人となり、10年間で約3倍に増加している。電動アシスト自転車の事故の特徴を分析した結果、高齢者の死傷者が多いこと、死亡率が自転車に比べ高いことなどが分かった。これらの分析結果をもとに事故防止のための方策を提言する。
研究部 主任研究員 堤 陽次郎

当日配布資料

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