報告書概要


交通事故データからみた自動車の点検整備に関する調査分析報告書(平成23年度版)
  平成24年6月発行


 平成22年中に全国で発生した交通事故(物損事故を除く。)の件数は、725,773件、死者数は、4,863人、負傷者数は896,208人でした。。
 これは、前年に比べて、事故件数が 11,701件減 (-1.6%)、死者数が51人減 (-1.0%)、負傷者数が 14,900人減(−1.6%)となっています。
 特に、死者数(24時間死者)は、10年連続の減少となり、また、発生件数及び負傷者数も連続して減少し、負傷者数は、16年振りに90万人を下回りました。
 しかしながら、交通事故死者数については減少率が鈍化しており、そのうちで65歳以上の高齢者が占める割合が初めて5割を超え、悪質な違反に起因する事故によって依然として多くの尊い命が犠牲となっており、交通事故情勢は厳しい状況が続いています。
 このような情勢の中、財団法人交通事故総合分析センターは、交通事故と人間、道路・交通環境及び車両に関する総合的な調査研究を通じて、交通事故の防止と交通事故による被害の軽減に資することを目的として、交通事故統計分析(マクロ統計分析)及び交通事故例調査分析(ミクロ調査分析)の両面から調査研究に取り組んでいます。
 本報告書は、整備不良車等が関与した交通事故について、平成21年の交通事故統計データ及び交通事故例調査データを活用し、分析等を行って得た結果をとりまとめたものです。
 これらをもとに、本報告書を点検整備の励行等、自動車安全対策を図るための資料としてお役立ていただければ幸いです。


目 次 (全34ページ)

要 約

1.背 景

2.交通事故統計分析(マクロ統計分析)
 2.1.法令違反が整備不良である事故の状況
 2.2.車両的要因が指摘された事故の状況
 2.3.第2当事者の法令違反が整備不良であった事故及び車両的要因が指摘された事故の状況

3.交通事故例調査分析(ミクロ調査分析)
 3.1.整備不良車両の状況
 3.2.整備不良が交通事故の要因として関与したと推測された事故の推移
 3.3.定期点検整備実施状況  3.4.整備不良が交通事故の要因であると推測された事故事例

4.まとめ