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報告書概要


交通事故データからみた自動車の点検整備に関する調査分析報告書(平成21年度版)
  平成21年6月発行


 平成21年中に全国で発生した交通事故(道路交通法第2条1項第1号に規定する道路上において、車両、路面電車及び列車の交通によって起こされた人の死亡又は負傷を伴う事故(物損事故を除く。))の件数は、736,688件、死者数は、4,914人、負傷者数は910,115人でした。。
 これは、前年に比べて、事故件数が29,459件減(−3.8%)、死者数が241人減(−4.7%)、負傷者数が35,389人減(−3.7%)となっています。
 特に、死者数(24時間死者)は、4,914人で、9年連続の減少となるとともに、昭和27年以来57年振りに4千人台となり、ピーク時(昭和45年=16,765人)の3割以下となりました。
 また、平成16年に過去最悪を記録した交通事故発生件数及び負傷者数も5年連続で減少し、負傷者数は10年振りに100万人以下となった前年を更に下回りました。
 しかしながら、交通事故の死者数の約半数を65歳以上の高齢者が占め、飲酒運転等の悪質違反に起因する交通事故によって多くの尊い命が犠牲になるなど、交通事故情勢は依然として厳しいものがあります。
 このような情勢のなか、財団法人交通事故総合分析センターは、交通事故と人間、道路・交通環境及び車両に関する総合的な調査研究を通じて、交通事故の防止と交通事故による被害の軽減に資することを目的として、交通事故統計分析(マクロ統計分析)及び交通事故例調査分析(ミクロ調査分析)の両面から調査研究に取り組んでいます。
 本報告書は、整備不良車等が関与した交通事故について、平成20年の交通事故統計データ及び交通事故例調査データを活用し、事故原因の分析や事故防止対策の研究等を行って得た結果をとりまとめたものです。
 これらをもとに、点検整備の励行等、自動車安全対策を図るための資料としてお役立ていただければ幸いです。


目 次 (全27ページ)

要 約

1.目 的

2.交通事故統計分析(マクロ統計分析)
 2.1.車両的要因が指摘された事故の状況
 2.2.法令違反が整備不良である事故の状況

3.交通事故例調査分析(ミクロ調査分析)
 3.1.ミクロ調査分析による整備不良台数等の推移
 3.2.整備不良が交通事故の要因であると推測された事故の推移
 3.3.定期点検整備実施状況

4.まとめ